── 表現の自由を語ろう ──
第3回 少しでも隙間を作っていく── 表現者の想像力
第3回は、作家の赤川次郎さんをゲストにお迎えし、劇作家の永井愛と、今の時代について思うことを語り合いました。橋下大阪市長の文楽発言から、ジャーナリズムのこと、憲法を変えようとする流れや原発のこと、そして、学校で起こっていることなどなど…
さまざまな「どうすればいいんだろうか」を、作家の視点からしなやかに考え、これからの作品作りにもひろがる話となりました。

2013年7月30日
場所:劇団俳優座
第3回 少しでも隙間を作っていく── 表現者の想像力
第3回は、作家の赤川次郎さんをゲストにお迎えし、劇作家の永井愛と、今の時代について思うことを語り合いました。橋下大阪市長の文楽発言から、ジャーナリズムのこと、憲法を変えようとする流れや原発のこと、そして、学校で起こっていることなどなど…
さまざまな「どうすればいいんだろうか」を、作家の視点からしなやかに考え、これからの作品作りにもひろがる話となりました。



Index
表現者の社会的・政治的発言
>> 赤川さんが朝日新聞に投書した
>> リベラルな考え方はワンフレーズではできない
>> 日本人って想像力ないのかな?
選挙後の政治の動き
>> ジャーナリズムの役割
>> 日本は外圧に弱い
>> 弱者を助ける思想であったはずなのに
想像力の問題
>> 近代史を教えられていない
>>「もっと忘れて、忘れて」
>> 自分たちで自由を勝ち取ったワケではない
表現者の役目
>>「正しいことは、言えば通じる」?
>> 弱い者が弱い者をいじめる
>> 抗議するより黙って耐える
>> それぞれのあり方で国というものを考える
>> 想像力を育てる鍛錬
>> 終わりに

>> 赤川さんが朝日新聞に投書した
>> リベラルな考え方はワンフレーズではできない
>> 日本人って想像力ないのかな?

>> ジャーナリズムの役割
>> 日本は外圧に弱い
>> 弱者を助ける思想であったはずなのに

>> 近代史を教えられていない
>>「もっと忘れて、忘れて」
>> 自分たちで自由を勝ち取ったワケではない

>>「正しいことは、言えば通じる」?
>> 弱い者が弱い者をいじめる
>> 抗議するより黙って耐える
>> それぞれのあり方で国というものを考える
>> 想像力を育てる鍛錬
>> 終わりに
Profile
赤川 次郎
小説家。
1976年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1978年『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなり、「三姉妹探偵団」シリーズや「杉原爽香」シリーズなど、さまざまな人気シリーズを生み出す。1980年 『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞受賞。2006年には日本ミステリー文学大賞受賞。推理小説以外の代表的作品に映画化された『セーラー服と機関銃』『ふたり』など。著作数は2012年には550作になり、著作の累計発行部数は3億部を超える。
永井 愛
劇作家、演出家。二兎社主宰。
『僕の東京日記』で紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。『見よ、飛行機の高く飛べるを』と『ら抜きの殺意』の二作で芸術選奨文部大臣新人賞受賞、『ら抜きの殺意』は鶴屋南北戯曲賞も受賞。『兄帰る』で岸田國士戯曲賞を受賞。『萩家の三姉妹』で読売演劇大賞優秀演出家賞、読売文学賞(シナリオ戯曲賞)受賞。『こんにちは、母さん』と『日暮町風土記』の二作で朝日舞台芸術賞秋元松代賞を受賞。『歌わせたい男たち』で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。
日本劇作家協会 言論表現委員会 編集部:青井陽治 釘本光 くまがいマキ
撮影:藤田卓仙
赤川 次郎

1976年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1978年『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなり、「三姉妹探偵団」シリーズや「杉原爽香」シリーズなど、さまざまな人気シリーズを生み出す。1980年 『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞受賞。2006年には日本ミステリー文学大賞受賞。推理小説以外の代表的作品に映画化された『セーラー服と機関銃』『ふたり』など。著作数は2012年には550作になり、著作の累計発行部数は3億部を超える。
永井 愛

『僕の東京日記』で紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。『見よ、飛行機の高く飛べるを』と『ら抜きの殺意』の二作で芸術選奨文部大臣新人賞受賞、『ら抜きの殺意』は鶴屋南北戯曲賞も受賞。『兄帰る』で岸田國士戯曲賞を受賞。『萩家の三姉妹』で読売演劇大賞優秀演出家賞、読売文学賞(シナリオ戯曲賞)受賞。『こんにちは、母さん』と『日暮町風土記』の二作で朝日舞台芸術賞秋元松代賞を受賞。『歌わせたい男たち』で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。
日本劇作家協会 言論表現委員会 編集部:青井陽治 釘本光 くまがいマキ
撮影:藤田卓仙
次回予告
劇作家の創作活動も、社会の変化と無関係ではありえません。
日本劇作家協会の言論表現委員会では、様々なジャンルからゲストをお招きし、日本の現状と未来への展望を、劇作家と語り合っていただくシリーズを企画しました。
「─ 表現の自由を語ろう ─」第4回は、歌手・俳優の沢田研二さんをゲストにお迎えし、憲法9条や震災と原発を歌うことなどについて、劇作家のマキノノゾミがお話をうかがいます。
第1回 <TPP・児童ポルノ法>をどう見るか?
第2回 何で捕まったかわからない ──いま、横浜事件を考えてみる
日本劇作家協会の言論表現委員会では、様々なジャンルからゲストをお招きし、日本の現状と未来への展望を、劇作家と語り合っていただくシリーズを企画しました。
「─ 表現の自由を語ろう ─」第4回は、歌手・俳優の沢田研二さんをゲストにお迎えし、憲法9条や震災と原発を歌うことなどについて、劇作家のマキノノゾミがお話をうかがいます。

