リーディングフェスタ・2012 戯曲に乾杯!
書くのは休んで、今日は語ろう。


(チラシ拡大オモテ/ウラ)
劇作家協会新人戯曲賞の受賞作決定は、年末の恒例。
今年も公開審査会に先立って、最終候補6作品のプレビュー・リーディングを行ないます。
前日には、別役実コント研修課のドラマリーディング発表会。そしてご好評をいただいてる"月いちリーディング"の劇場版として、宮沢章夫 作の『ヒネミの商人』をブラッシュアップ。
書くのを休んだ日も、語り合うのは戯曲のこと。多くの方々のご来場をお待ちしております。
日程: 2012年12月8日(土)・9日(日)
会場: 座・高円寺2 (座・高円寺 地下2階のホール)
リーディング企画
文化庁委託事業「平成24年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁/一般社団法人 日本劇作家協会
制作:一般社団法人 日本劇作家協会 後援:杉並区
第18回劇作家協会新人戯曲賞公開審査会
主催:一般社団法人 日本劇作家協会
後援:公益財団法人 一ツ橋綜合財団 / 杉並区
[協力] NPO法人 劇場創造ネットワーク/座・高円寺
12月8日(土)
15:00~17:00
【1】 コントアラカルト ― 別役実コント研修課 ドラマリーディング発表会
[監修] 別役実
[演出] 故林広志
[作] 飯田恭大、飯田ゆかり、菊地卓哉、栗岩太郎、中田智子、ふじきみつ彦
[出演] 今井英里(順風男女)、西田薫、鬼頭真也(夜ふかしの会)、砂川禎一朗(同)、三宅十空(同)
*チラシに記載のあります原慎一の出演はなくなり、代わって三宅十空が出演致します
【ごあいさつ -別役実-】
「笑い」は、「わけのわからない物事」を、わけがわからないまま消化してくれる。「わけがわからない物事」を、わかろうとするより、「笑っ」た方がいい。わかろうとすればするほど、わからなくなる場合が多いからである。
もしかしたら「笑い」は、近代以後の我々にとっての、数少ない武器の一つである。その武器の使い方の、ささやかな見本を提供する。
[入場料] 1,000円
18:00~21:00
【2】 劇場版“月いちリーディング”
宮沢章夫 『ヒネミの商人』
[出演] 牛水里美(黒色綺譚カナリア派)、大沢健、キムラ緑子、剣持直明(劇団だるま座)、清水泰子、七味まゆ味(柿喰う客)、竹下景子、マキノノゾミ、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)、室井茉里奈
[コーディネイター] 篠原久美子
[ファシリテイター] 長谷基弘
通常は稽古場で、主に新人の作品を取り上げている、定例の戯曲ブラッシュアップ・ワークショップ「月いちリーディング」。劇場に場所を移した今回は、岸田戯曲賞審査員も務める宮沢章夫氏の、1993年上演作『ヒネミの商人』を取りあげる。再演に向け、ドラマリーディングと劇作家たちによるディスカッションを通して、改稿へのヒントを見つけ出す。
[入場料] 1,000円
12月9日(日) 15:00~17:30
【1】 新人戯曲賞最終候補作 プレビュー・リーディング
▼第18回劇作家協会新人戯曲賞 最終候補作品 (応募戯曲到着順)
『うれしい悲鳴』 広田淳一 (東京)
『人の香り』 石原燃 (大阪)
『Global Baby Factory ― グローバル・ベイビー・ファクトリー』 鈴木アツト (東京)
『メガネとマスク』 長谷川彩 (愛知)
『見上げる魚と目が合うか?』 原田ゆう (東京)
『偽りのない町』 宮園瑠衣子 (福岡)
[コーディネイター] 長谷基弘
[ファシリテイター] 楢原拓
応募総数200本の中から、第一次・第二次の選考を経て絞られた最終候補作。その6作品すべてを、冒頭から15分間だけドラマリーディング。小劇場シーンで活躍する書き手や、他の新人賞の候補経験を持つ書き手の作品は、テイストも文体も様々。聞いておけば、審査会をいっそうディープに楽しめること間違いなし。
⇒一次選考通過作についてはこちら
[入場料] 500円
18:30~21:00
【2】 第18回劇作家協会新人戯曲賞 公開審査会


(チラシ拡大 オモテ/ウラ)
[審査員] 川村毅、坂手洋二、佃典彦、土田英生、マキノノゾミ、横内謙介、渡辺えり
作風の異なる7人の審査員が、作風の異なる新人たちの6作品と対峙する。過去・今・これからの演劇を見据えつつ、それぞれの作品が持つ魅力を語り、あるいは魅力を活かしきれていない理由を探る。事前の談義は一切なし。この場で語られることだけで受賞作が決定する公開討議は、極めて厳正な審査であるとともに、本気の応酬が笑いをも生む知的エンターテイメント。*最終候補作品全文掲載の 『優秀新人戯曲集2013』は、ブロンズ新社より発売中
[入場料] 1,000円
お問合せ
一般社団法人 日本劇作家協会 事務局
TEL: 03-5373-6923
MAIL: