戯曲デジタルアーカイブ

劇作家権利処理DX化プロジェクト 報告書公開!

500本以上収録の戯曲の電子図書館(別サイト)

 

演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会の声明について

2023年3月5日付け発表

 

リーディングフェスタ2022

映像公開中!
◯ 俳優と戯曲でセッション
公募短編戯曲リーデイング
出演:
安藤理樹
おぐりまさこ (空宙空地)
西山水木
福井 夏 (柿食う客)
山田百次 (ホエイ)

◯ 新人戯曲賞 佳作リーデイング
『わたしのそばの、ゆれる木馬』
作:仁科久美
演出:日澤雄介
出演:
石田迪子
小山萌子
七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味)
高畑こと美
西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
山田宏平
山本郁子(文学座)

 

第28回劇作家協会新人戯曲賞

佳作決定!
審査員による選評

 

若手劇作家応援プラン!

受付中!
プロを目指す若手劇作家を対象に、一定期間の年会費を免除する制度です
ぜひご入会をご検討ください

 

劇作家協会公開講座2022年夏

戯曲から始まるアクセシビリティ
催しは終了しました
アーカイブ公開については追ってご案内いたします

第26回鶴屋南北戯曲賞

受賞作決定!
内藤裕子
『カタブイ、1972』

 

新!劇作家協会のナカミ

インタビュー公開中!
劇作家協会の活動と人を紹介するインタビュー企画
公開中!
Vol.1 会長 瀬戸山美咲×聞き手 桑原裕子
Vol.2 教育部 鹿目由紀×聞き手 堀川 炎
Vol.3 国際交流部 土田英生×聞き手 福原充則
Vol.4 法務部 平田オリザ×聞き手 山谷典子
Vol.5 企画事業 古川健×聞き手 越智良知

 

月いちリーディング

趣旨・概要・プロモーションビデオ
2022年度の月いちリーディングは終了しました。2023年度については追ってご案内申し上げます。

俳優によるリーディングと、ゲストたちとのディスカッションにより、戯曲改稿のヒントを探るワークショップです。支部運営も含め、居住地にかかわらずどこからでもご応募いただけます。

2年分のアーカイブ(YouTube)

◎ 東京/オンライン

リーディングWG

◎ 東北支部
東北支部FB

関西支部
関西支部FB

◎ 九州支部
九州支部FB

 

演劇緊急支援プロジェクト

ハラスメント対応

基本要綱と申告用のチャート
 
会員意見募集中→募集期間終了
ハラスメント防止ガイドライン(案)

 

演劇の創造現場からあらゆるハラスメントや性加害をなくしていくために私たちは発言し行動します

2022年5月13日付け発表

 

ロシアによるウクライナ侵攻に対する反対声明

2022年3月4日付け発表

AICT「ロシア軍によるウクライナ侵攻に際して」への賛同について

2022年3月7日付け賛同

 

会報『ト書き』

67号と68号の、全ページ閲覧/ダウンロードが可能です

 

劇作家が知らなければいけない「著作権」の話

会報「ト書き」より、福井健策氏連載のバックナンバー公開!

 



震災支援 2012年度収支報告


震災支援に関する収支について、以下の通り報告いたします(2012年度)。

・総収入  ¥2,493,897
・総支出  ¥335,120
・差額   ¥2,158,777 ※2013年度に繰越し

▽ 収入の部
(1)2011年度からの繰越                  ¥111,729
(2)SHINSAI寄付金(The Dramatists Guild Fundから)   ¥2,284,204
(3)国内寄付 (振込)                    ¥10,000
(4)国内カンパ (現金)                   ¥87,964

▽ 支出の部
(1)東北支部「3.11を越えて、戯曲リーディング」(盛岡市)
 ・参加チーム交通費 (ガソリン代、高速代) 8台      ¥174,120
 ・参加チーム宿泊費 20泊                 ¥120,000
 ・スタッフ代 (アルバイト)                 ¥41,000



 報告書に替えて
くらもちひろゆき (劇作家協会東北支部長)  



 東日本大震災の被災地、東北の演劇人を支援するために、全米をつないだ「SHINSAI Theaters for Japan」という戯曲リーディングイベントが開催され、そこで寄付金が集められる、との話を聞き、涙が出るようなありがたい思いと同時に、直接的な被災をしていない自分に、一抹のバツの悪さを感じていました。
 そして、その寄付金をどのよう使うのか、東北の演劇人として考えなければならない、となった時に、流石に頭を抱えました。
 一口に東北の被災地と言っても、仙台のように、半分演劇が仕事になっているような演劇人がいる地域から、岩手や福島のように、別に仕事を持ち、アマチュアで年に1回の公演を何十年と続けて来たような演劇人がいる地域、そして、演劇そのものがほとんど存在していないに等しい地域と、樣々なグラデーションがあります。
 アメリカ西海岸で言えば、サンフランシスコからロスアンゼルスの間くらいの地域が被災地なので、どの地域のどんな演劇人にどんな使い道で寄付金を預けたら良いのかわからなかったのです。
 岩手の沿岸では、倉庫の中にあったたくさんの小道具が、全て流されてしまった、という話がありました。また、岩手でも宮城でも福島でも実家が流された演劇人がいました。一方で、被災地に公演を打ちに行った東北の演劇人もいます。そんな様々な状況の演劇人をどうやって励まし、アメリカの演劇人の善意に添う寄付金の使い方が出来るのか?
 どう考えても一人の考えには限界がありました。しかし、相談すべき東北の演劇人は、各地に散らばっているのです。電話や何かの機会で顔を合わせた際に、何人かに相談してみました。いくつか領けるアイデアもいただきました。
 ・作品を作って束北を巡回する
 ・(震災に関わる東北の演劇人の)作品集を作る
 ・とにかく集まる
 結局、返礼の戯曲リーディングを東北各地の演劇人を集めて開催し、顔を合わせて相談することに使わせていただくことになりました。幸い、岩手芸術祭戯曲大会という枠組みを使い、同時に開催される予定だった劇王Ⅹ東北予選と抱き合わせにすれば、会場の確保も容易で、全体の費用も抑えることが出来ます。
 そして、集まり、相談してみたところ、また集まるために使わせていただけたらとてもありがたいという話が出ました。東北各地の演劇人が集まり、現状を話し、東北の演劇人同士で支え合うという確認が出来たことだけで、どれだけ励まされたか計り知れないほどです。
 いつか東北の演劇人から、アメリカの演劇人に向けてのメッセージが込められた作品が出来るかも知れません。あるいは、被災地の現在を伝える作品が生まれるかも知れません。その時まで、限りない感謝を込めて震災後を生きていけるのではないかと考えています。



第65回岩手芸術祭 戯曲大会「3.11を越えて、戯曲リーディング」
「SHINSAI Theaters for Japan」に感謝して

 [日にち] 2012年11月4日(日)
 [会場] 盛岡劇場 タウンホール

2012年3月11日に、全米70カ所を超える地域で行なわれたチャリティ企画「SHINSAI Theaters for Japan」。それに応えて、同年8月5日に東京で開催した「SHINSAI Theaters for Japan in Tokyo」。いずれも日米劇作家が提供した震災に関わる短編19本の、連続ドラマリーディングでした。
そして2013年11月4日に東北・盛岡で、その中から6本の作品をリーディングしました。


◎ プログラム
1.『はっさく』(抜粋)  作=石原 燃
  出演=トラブルカフェシアター(岩手)
2.『北西の風』  作=篠原久美子
  出演=劇団ユニットラビッツ(福島)
3.『血の問題』  作=坂手洋二
  出演=沼山華子、えとまさる(青森)
4.『子は人の父』  作=フィリップ・カン・ゴタンダ 訳=吉原豊司
  出演=なかじょうのぶ(宮城)
5.『日本流エチケットの手引き』  作=ダグ・ライト 訳=常田景子
  出演=劇団ゼミナール(岩手)
6.『さようならⅡ』(抜粋)  作=平田オリザ
  出演=劇団プロデュースチームウィルパワー(秋田)

◎ ポストパフォーマンストーク「震災支援と演劇」
震災後に作られた演劇は、どのように変わったのか? それとも変わっていないのか?
そして、震災支援の中での演劇の役割は? あるいは、支援される側の演劇人の思いは?
被災地からのそれぞれの距離感を考える。

 
 [出演] 篠原久美子 はせひろいち 高村明彦 他、各県代表
 [司会] くらもちひろゆき

◎ 参考
SHINSAI Theaters for Japan 篠原久美子によるNY版SHINSAI報告書(PDF)
SHINSAI Theaters for Japan in Tokyoにご来場の方々にお配りした、会長・坂手洋二よりのメッセージ
 

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日本劇作家協会プログラム

2022年度のプログラム公演

新型コロナウイルス感染症の影響により、公演の実施状況が変更となる場合があります。
最新情報は座・高円寺のサイトでご確認ください。

▽ 3月2日(木)〜12日(日)
OFFICE SHIKA PRODUCE
『ダリとガラ』
作・演出:丸尾丸一郎

▽ 3月15日(水)〜21日(火祝)
視点
『SHARE'S』
プロデュース:ハセガワアユム 吉田康一