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設立の経緯とその後の歩み PDF プリント メール

  日本劇作家協会 歴代会長

任期 氏名
1993年12月創設~1998年3月 井上 ひさし
1998年4月~2002年3月 別役 実
2002年4月~2006年3月 永井 愛
2006年4月~ 坂手 洋二
 


  設立の経緯

1992年頃より、劇作家有志の間で劇作家協会を作ろうという声が上がる。

  1993年
3月
劇作家協会への“参加呼びかけ文”が呼びかけ人より出される。呼びかけ人有志が持ち寄った名簿から、プロ・アマ、年齢、居住地などの違いによる選別は一切行わず、劇作に関わる団体・個人に無作為に送付。同時にアンケート調査を実施。
4月
8日、設立準備会が青年座劇場で開かれる。豪雨の中、全国から88名の出席があり、この席上で日本劇作家協会の設立を決議。決議後、設立準備会は設立総会へと移行し、今後の活動方針を協議。
5月
11日、設立総会の信任を受け、こまばアゴラ劇場に於いて第1回の発足委員会が開かれる。参加者は17名。入会手続きや規約制定など事務的な組織作り以外に、やれるところから活動を進めていくことを確認。
6月
会員165名の承認を得て、次回総会までの運営を行う仮運営委員会がスタートし、仮運営委員会委員長に井上ひさしが就任。
8月
劇作家協会設立記念イベント「劇作家宣言’93」が、東京・恵比寿にて開催される。
12月
27日、正式な総会が開催され、これまでの仮運営委員会の活動内容を承認。日本劇作家協会が正式に設立。


  沿革 
 1994年
9・10月
・北九州市で日本劇作家大会'94を開催。
・同大会で、劇作家協会新人戯曲賞の前身となる「新人戯曲コンクール」を行なう。受賞作は右来左往『あめゆじゅとてちてけんじゃ』。東筑紫学園戯曲賞にマキノノゾミ『モンローによろしく』。北九州市長賞に森田有『ぢらい』。

 1995年
4月
・劇作・上演料をめぐるシンポジウム「新しい戯曲を生み続けるために」を、(社)日本劇団協議会と共催。
5月
・「最低上演料に関する決議」を総会で可決。
12月
・第1回劇作家協会新人戯曲賞を開催。受賞作は長谷川孝治『職員室の午後』。
・最終候補作品を掲載した「優秀新人戯曲集1996」を刊行。
新人戯曲賞優秀新人戯曲集刊行は以後継続され、2010年で15回目を迎える。

 1996年

7月
日本劇作家大会’96盛岡大会を開催。
10月
・劇作家協会責任編集の季刊戯曲誌「せりふの時代」を小学館から創刊。
12月
・第2回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は杉浦久幸『あなたがわかったと言うまで』。

 1997年
12月
・第3回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は泊篤志『生態系カズクン』。

 1998年
1月
・光文シエラザード文化財団主催の「鶴屋南北戯曲賞」に協力開始。第1回受賞作は永井愛『ら抜きの殺意』。
*鶴屋南北戯曲賞への協力は以降も継続され、2010年度で14回目を迎える。
4月
・日本放送協会(NHK)と、舞台作品の収録・放送に関しての確認書を取り交わす。

 1999年
1月
北海道舞台塾・日本劇作家大会’99北海道大会を開催。
・第4回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は夏井孝裕『Knob』。
4月
・「現代日本の劇作(戯曲英訳出版)」『Half a Century of Japanese Theater』の刊行を開始。2008年まで年1冊のペースで全10巻を配本。
8月
・文化庁派遣芸術家在外研修員の推薦団体となる。
12月
・第5回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は高野竜『ハメルンのうわさ』。

 2000年
1月
・(社)日本劇団協議会と共同で「統一モデル契約書」を発表。
4月
・戯曲セミナーをENBUゼミナールと共催で開講。
7月
・日韓交流セミナー「21世紀日韓劇芸術の展望」を、韓国戯曲作家協会と共同で主催。
12月
・第6回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は小里清の『Hip Hop Typhoon ―少女には死にたがるクセがある』。

 2001年
4月
・「戯曲セミナーを主催」。共催は世田谷パブリックシアター。
戯曲セミナーは以降継続され、2010年で10年目を迎える。
7月
・国際交流基金との共同事業で、「豪州等アジア現代演劇共同プロジェクト『地雷』」を行う。
12月
第7回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は棚瀬美幸『帰りたいうちに』。

 2002年
8月
・短期集中戯曲講座を京都・東京・仙台で開催。
9月
・インターネット戯曲講座を開講。
12月
・第8回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は芳﨑洋子『ゆらゆらと水』。

 2003年
1月
・22日、「表現の自由に関する緊急アピール」を発表。
3月
戯曲創作指導書のシリーズとして「戯曲の読み方」「はじめての劇作」を出版。
*以降、2006年までに同シリーズを全8タイトル刊行。
4月
・12日、「与党・政府「個人情報保護」関連法案に反対する緊急アピール」を発表。
6月
・「『言ってはいけないせりふ』があるの!? ―個人情報保護法案と表現の自由について考える」を開催(共催:(社)日本ペンクラブ)。
11月
・杉並区教育委員会からの要請により、小学校の「演劇を取り入れた『総合的な学習の時間』の創造」に協力。
12月
・第9回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は黒岩力也『カナリア』。
・ニューヨークから招いた中馬芳子によるワークショップ・シンポジウムを開催。

 2004年
12月
・第10回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作はひょうた『東おんなに京おんな』。

 2005年
3月
・16日、「表現・言語の事前規制に反対する緊急アピール 人権擁護法案再提出について」を発表。
日本劇作家大会2005熊本大会を開催。
・「短編戯曲コンクール」を熊本大会で催し、受賞作に鵜飼秋子『かごめかごめ』と畑澤聖悟『俺の屍を越えていけ』の2作品を選出。最終候補作掲載の『短編戯曲コンクール最終候補作品集』を刊行。
9月
日本劇作家大会2005長久手大会を、愛知県長久手町で開催。
12月
第11回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は田辺剛『その赤い点は血だ』。

 2006年
1月
・杉並区立富士見丘小学校「演劇を取り入れた『総合的な学習の時間』の創造」への3年間の協力が終了。DVDとテキスト『二時間からできる演劇授業用例集 ~自分と他者を発見していくプログラム』を製作・刊行。
・「杉並区立杉並芸術会館に関するパートナーシップ協定」を杉並区と締結。
4月
・24日、「共謀罪に反対する表現者の緊急アピール」を発表。
5月
・2001年より開催の戯曲セミナーに「研修課」を設立。
*戯曲セミナー研修課は以降継続され、2010年で5年目を迎える。
10月
・戯曲オンデマンド出版「二十一世紀戯曲文庫」配本開始。第一回配本は11タイトル。
12月
・フィリピンより招いた劇作家ロディ・ヴェラの「劇作と演劇 レクチャー&ワークショップ」を開催。
・第12回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は嶽本あゆ美『ダム』。

 2007年
4月
・27日、「放送法等の一部を改正する法律案」に反対する表現者の緊急アピール」を発表。
9月~2月
・リーディング・ワークショップ「戯曲朗読研究会」を、いわき市、愛知県長久手町、東京、熊本市で開催。
戯曲朗読研究会は以降も継続され、各地で毎年開催中。
12月
・第13回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は黒川陽子『ハルメリ』。

 2008年
3月
・「レクチャー:演劇創作と環境整備 ニューヨーク・シアター・ワークショップとアーティストの試み」を開催。
7月
・14日、新国立劇場運営財団に対する「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」を発表。
・22日、新国立劇場運営財団に対する「芸術監督選定プロセスの詳細開示を、再度求める声明」を発表。
12月
第14回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作はナカヤマカズコ『しびれものがたり』。

 2009年
2月
・「二十一世紀戯曲文庫」、第2回配本の9タイトルを刊行。
3月
・座・高円寺で開催された「ロン・ポワン劇場シンポジウム -劇作家の運営する劇場」に共催。
・『Recueil de pièces de tèâtre japonaises contemporaines traduites en français(フランス語訳現代日本戯曲集)』第1巻を刊行。以降、年1冊のペースで刊行予定。
5月
・日本劇作家協会設立15周年シンポジウム「会長サミット2009」、及び記念パーティを座・高円寺で開催。
6月
・19日、「新国立劇場の自省と再生を願う演劇人の声明」を発表。
11~12月
・「2009年度日本劇作家協会プログラム」の5作品が座・高円寺で上演される。
劇作家協会プログラムは次年度以降も上演。
12月
・座・高円寺内に、日本劇作家協会が協力する演劇資料室(アーカイブ)がオープン。
第15回劇作家協会新人戯曲賞、受賞作は横山拓也『エダニク』。
・座・高円寺で開催されたアジア劇作家会議’09に共催。

 2010年
3月
10日、一般社団法人 日本劇作家協会を設立
6月
・4日、「東京青少年の健全な育成に関する条例改定案に反対するアピール」を発表。
・「月いちリーディング」を座・高円寺に於いて開催。以降毎月継続。



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