― 審査会を見せる! 同時にこれは、演劇論の戦いでもある ―
演劇界の年末のイベントとしてすでに定着をした、劇作家協会新人戯曲賞公開審査会。
今年は12月12日(日)に、座・高円寺に於いて開催します。
主催:一般社団法人 日本劇作家協会
後援:一ツ橋綜合財団 杉並区
平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
一次・二次審査により6作品に絞られた最終候補作品の中から、審査員たちの討議を経て今年度の新人戯曲賞が決まる、その選出過程そのものを舞台に上げる審査会です。
審査員は、応募者の希望が多かった順に選ばれた7名の劇作家たち。
作風の異なる劇作家たちが、最終候補6作品をどう読みどれを推すのか。
それぞれの演劇の立脚点が見える公開討議は、極めて公正な審査であるとともに、これからの演劇を探る場でもあり、また極上のエンターテイメントの要素も持っています。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
『リーディング・フェスタ2010 戯曲に乾杯!』
12月11・12日(土日)には、公開審査会の他にも様々な企画がございます。
併せてご来場くださいませ。




ケラリーノ・サンドロヴィッチ
斎藤憐
坂手洋二
佃典彦
マキノノゾミ
横内謙介
渡辺えり

『どどめジャム』 肥田知浩 (ひだ ともひろ/京都府)
『猿』 秋之桜子 (あきの さくらこ/神奈川県)
『朔日に紅く咲く』 咲恵水 (しょう めぐみ/東京都)
『春の遭難者』 滝本祥生 (たきもと さちお/東京都)
『トラックメロウ』 平塚直隆 (ひらつか なおたか/愛知県)
『ここまでがユートピア』 鹿目由紀 (かのめ ゆき/愛知県)
*最終候補作全文掲載の『優秀新人戯曲集2011』(1680円)、ブロンズ新社から発売中。
お読みになったうえでご来場くだされば、審査会の内容がよりよくわかります。
*新人戯曲賞受賞作の作者には、正賞の時計と副賞賞金50万円を贈呈致します。