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『せりふの時代』Vol.56/2010夏号のご紹介と、休刊のご挨拶 |
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新作組踊
 大城立裕 『君南風の恋』
解説:佐藤優
戯曲
 唐 十郎 『姉とおとうと』
 作:サリng ROCK 石原燃 芳崎洋子 樋口ミユ 構成:渡辺えり 『乙女の祈り』
 本谷有希子 『甘え』
 早船聡 『2010億光年』
寄稿「私にとっての井上ひさし」
 別役実 「遅筆堂文庫と井上ひさし氏」
 福田善之 「井上さんの見た空」
 佐藤信 「言葉。井上ひさしさん。」
対談
 別役実×坂手洋二「戯曲の未来、演劇の未来」
寄稿
 戊井市郎「文学座附属演劇研究所の50年」
短編戯曲入選作発表
選評 佃典彦
掲載 モスクワカヌ 『バースデイ』
連載
 ハロー!ステージ!
矢島舞美 スマイレージ
 自伝エッセイ
辻萬長「ぼくの職業は新劇俳優です」第9回 最終回
 エッセイ
篠井英介「カ ン ゲ キ」第16回 最終回
 コラム
小松幹生「てーま主義者」第56回 最終回
お知らせ/他
 『せりふの時代』休刊のお知らせ
 『せりふの時代』掲載戯曲一覧
ご挨拶
『せりふの時代』は今号をもちまして休刊いたします
1993年の日本劇作家協会設立時、戯曲雑誌の創刊は協会員一同にとっての悲願でした。
『せりふの時代』が創刊されたのはそれから3年後の1996年秋。以来14年間56号にわたり、当協会責任編集の季刊雑誌として発行を続けてまいりました。
戯曲の読み手の数は決して多くはありません。それは小説や詩歌や漫画などとは異なり、作り手と受け手との感応が、黙読によって完結されることを意図した表現形式ではないからかもしれません。
けれど、この度休刊になるとはいえ、『せりふの時代』は読者の方々に深く愛された雑誌でした。これまでこの雑誌を手に取ってくださったすべての方々に、心より感謝いたします。
また、この雑誌を14年間の長きにわたり継続して発行してくださいました出版社・小学館と、『せりふの時代』編集部の皆様に深く感謝しております。
戯曲雑誌の刊行は、いま再びの悲願となりました。
経済状況の芳しくない社会を鑑みればそれは容易なことではなく、また、もしかしたら戯曲の読み方や味わい方を知らせる機会を作ることをも、考えなければいけないのかもしれません。
けれど悲願とは、成就されるためにこそ存在します。
今号の末尾に、これまでに掲載された戯曲の一覧があります。
96年秋号巻頭の『赤鬼』(作:野田秀樹)から続く、数多くの新作戯曲。
それぞれの戯曲のせりふはそれぞれの時代を切り取りながら、『せりふの時代』の紙面に残されています。
バックナンバーのご購入や、図書館での閲覧により、数多くの“今”が繰り返し読まれることを切に祈ります。
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