【日時】12月18日(金) 13:00ー15:30
【会場】東京芸術劇場 5F ギャラリー2【料金】無料
【パネリスト】ロディ・ヴェラ、竹内一郎(劇作家協会会員)、
佐野晶子(アーツカウンシル東京 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー)
【国際交流部担当委員】坂手洋二、土田英生
── 坂手 洋二
フィリピンにある劇作家の団体「ライターズ・ブロック」。「ライターズ・ブロック」というのは、作家がかたまる、つまり、書けなくなる、というブラックユーモアに寄るネーミングである。
彼らはマニラで月に一回くらい、メンバーが集まって新作のリーディングをしている。このグループの作品がメインで、マニラの国立劇場でもう十一年にわたって開催され
ているのが、〈ヴァージン・ラボ・フェスティバル〉。上演作品は一つのグループで一時間以内の作品を三本、まあデラックス版「劇王」というべきものだ。
「ライターズ・ブロック」のリーダーが、長年の付き合いであるロディ・ヴェラ。既に何度も燐光群で劇を作ってきた。ITI「紛争地域から生まれた演劇」で彼の新作『イスマイルとイサベル Ismail at Isabel』が上演されるのを機に、彼に久しぶりに日本で話をしてもらう。竹内一郎さん、佐野晶子さんという、フィリピンに詳しいお二人にもご一緒していただく。
フィリピン演劇に興味のある方、フィリピンで演劇で留学することを少しでも考えて
いる方、ぜひぜひお越しください。劇作家協会国際交流部の土田英生と私も参加します!
《パネリストプロフィール》
▼ロディ・ヴェラ Rody Vera
劇作家、俳優、演出家で映画脚本家。これまでにオリジナルと翻案と合わせて50作近くの戯曲を執筆し、カルロス・パランカ文学記念賞 (Carlos Palanca Memorial Awards for Literature)をはじめとする各賞を受賞している。
ライターズブロック(Writer’s Bloc)の代表を務めるほか、新しい舞台作品を紹介する演劇の祭典ヴァージン・ラブフェスト(Virgin Labfest)にも創立以来中心的に関わる。
▼竹内一郎
1956年、福岡県生まれ。横浜国大卒。1983年オフィスワンダーランドを旗揚げ。『星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞。91年文化庁・芸術家在外研修員としてフィリピンの伝統芸能を調査。『フィリピンの民話』を出版。フィリピンを扱った舞台に劇団燐光群の『白髪の房』(演出)・『虎の杖』(作・演出)など。
▼佐野晶子
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー。
国際協力機関に勤務の後、1998~99年にフィリピン教育演劇協会(PETA)に留学。社会課題解決を目的とした演劇活動の理念と実践について学ぶ。帰国後、福岡市文化芸術振興財団、吉祥寺シアター、世田谷パブリックシアターにて演劇公演や教育普及事業の企画制作、劇場管理運営等を経て、現在アーツカウンシル東京にて助成プログラム及びアーツアカデミー調査員制度を担当。
[申込み方法]・劇作家協会事務局まで、メールまたは電話でお申込みください。 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
TEL: 03-5373-6923
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