終了しました



せりふを読んでみよう

── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ ──
第7回 講師:坂手洋二

 
チラシ オモテウラ (PDFが開きます)

せりふを通して出会う貴重さ  ── 坂手洋二

劇作家と俳優は、せりふを通して出会います。俳優という未知の他者の解釈を経て、その肉声として発された「せりふ」と出会い直すことは、劇作家にとって貴重な経験です。また、劇作家自身がどのように「せりふ」を構築したかをじかに知ることは、俳優にとっても、意義があるはずです。両者のセッションを実現する、唯一無二の講座です。

戯曲の書き癖  ── 古川貴義

完璧な戯曲なんて、そうそうありません。粗さもあれば、それぞれ固有の“戯曲の書き癖”もあります。でも、その粗さや書き癖は、戯曲を読み解く糸口になり、時には戯曲の良さになることだってあります。俳優には、読解のヒントを。劇作家には、自作を振り返り次作に活かす機会を。さあ、せりふを読んでみよう。

会いに行ける劇作家  ── 奥山雄太

俳優は演出家の言葉を直接聞くことはできますが、劇作家の言葉を聞く機会はシステム上あまりありません。劇作家自身も、他の劇作家と作業する機会はほぼありません。劇作家が戯曲に込めた想いを読み解くコツを掴むのは簡単じゃないので、ちょっとズルいけど、直接聞きにいってみてはどうでしょうか。
《次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト》
文化庁委託事業「平成30年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

主催:文化庁、一般社団法人日本劇作家協会
制作:一般社団法人日本劇作家協会
 



「俳優と劇作家の出会い」に期待する


「セリフを発する」に至る機能、「会話をする」という仕組み。
俳優であれ劇作家であれ、それぞれの人が自分なりに導き出した方法論をもとに、演劇の現場に向かっているのだろうと思います。
ただ、その方法論はいつでもどの演劇にでも、必ず当て嵌まるものでしょうか。
新しい作品に向かうということは、その内容に見合った、未知の方法論を発見することかもしれないのです。
そうした可能性の模索にこそ、新たな劇を上演する意義があるといえるかもしれません。
同時に、そのことが、相手がどのような作品であっても、踏まえておくべき原則を見つけ出すことに繋がるのではないかと思います。
新しい出会いの中で、演劇の面白さ、探索の楽しさを、共有してみたいと思います。


講師:坂手洋二

劇作家・演出家
1983年燐光群旗揚げ。『屋根裏』『だるまさんがころんだ』等により、岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞等を受賞。他に『カムアウト』『くじらの墓標』『天皇と接吻』、『エレンディ
ラ』脚色等。物語性の強い劇からドキュメンタリーシアターまで幅広く手掛ける。
戯曲は海外で10以上の言語に翻訳され、出版・上演されている。
日本劇作家協会理事。日本演出者協会副理事長。国際演劇協会日本支部理事。

 


▽ スケジュール
12月3日(月) 13:00―16:30 オリエンテーション・稽古 *一般公開!
12月4日(火) 終日 稽古・研修 (おおむね13時30分〜21時頃の予定ですが、終日お時間をお空けおきください)
12月6日(木) 終日 稽古・研修 (同)
12月7日(金) 10:30ー12:00 稽古・研修13:00ー16:30 リーディング&講評 *一般公開!

▽ 会場
3日     浜田山会館 ホール
        東京都杉並区浜田山1-36-3
4日・6日 雑司が谷地域文化創造館 練習室1
        東京都豊島区雑司が谷3-1-7 千登世橋教育文化センター内
7日     ノアスタジオ都立大学 5スタジオ
        東京都目黒区中根1-7-23 STビル

▽ テキスト
決まり次第お知らせします。


12月7日(金) 15:00 トークセッション
  「せりふとの向き合い方」

 登壇:(写真左から) 坂手洋二 中津留章仁 古川貴義 古川 健     
        


 お申込み
   [受講] 劇作家・俳優 応募受付期間=10月1日(月)〜31日(水)⇒終了
   [見学] 一般 予約受付開始=11月2日(金)⇒受付中!

募集要項
劇作家・俳優共通

[定員]
 ・劇作家:5〜10名程度/俳優:10名程度
[応募受付期間]
 ・2018年10月1日(月)0:00〜10月31日(水)23:59⇒受付は終了しました
[応募先]
 ・ このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
[選考]
 ・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
 ・書類選考ののち、11月14日(水)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
 ・上記アドレスからのメールが受信できるようご設定ください。

劇作家

 [受講料]
 ・無料 (テキスト代別途)
 [応募条件]
 ・年齢不問
 ・1作以上の戯曲執筆経験がある方
 ・今後も書き続ける意志をお持ちの方、プロの劇作家を目指す方
 ・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
 [応募方法]
 ・件名を「せりふワークショップ劇作家応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
 1)経歴書(劇作家) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
 

俳優

[受講料]
4日間 4,000円 (テキスト代別途)
・書類選考後、受講の決まった方に振込先をお知らせいたします。11月20日(火)までにお手続きください。
[応募条件]
・年齢20際以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特に戯曲の読解を学びたい方
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
件名を「せりふワークショップ俳優応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書(俳優用) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
2)写真  バストアップと全身の2枚
[備考]
・オーディションなどで当日の予定がわからない方は、11月2日(金)までに参加可否が確定する場合のみ応募可。決定次第必ずご連絡ください。

*上記のWordファイルのダウンロード・添付ができない場合のみ、メール本文に下記の必要事項を記載のうえお送りください。
・氏名・ふりがな
・住所・電話番号・メールアドレス
・年齢・性別
・演劇歴(学校・劇団等への所属、ワークショップ・セミナー等への参加)
・執筆経験(劇作家)または舞台歴(俳優)
・自由記入・備考



《初日と最終日は一般公開!
 
稽古見学/リーディング&トークセッション

受付中!
  予約フォーム
見学者も学べるワークショップ!
筆記用具をご持参のうえ、メモをご自由にお取りください。
俳優・劇作家はもちろん、劇作家の視点を知りたい演出家・演劇スタッフの方にもおすすめです。

[一般公開対象日] 両日来場の他、どちらか1日のみのご予約も承ります
 ・12月3日(月) 13:00ー16:15
   劇作家によるせりふワークショップをなぜ行なうのか。その趣旨を語る
   オリエンテーションと、稽古をご覧いただけます。
 ・12月7日(金) 13:00ー16:30
   リーディングと講師による講評ののち、
   休憩を挟んでトークセッションがございます。
   初日と併せてご覧いただくと、俳優のせりふの発し方の変化を
   知ることができます。
[入場料]
 ・無料

【担当委員】
   中津留章仁  坂手洋二  奥山雄太  藤井ごう
   古川貴義 古川 健  村野玲子 安坂駿一 吉田康一
 【第7回運営担当】村野玲子

【お問合せ】
  日本劇作家協会 「せりふを読んでみよう」担当
  TEL: 03-5373-6923
  MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 (「せりふを読んでみよう」専用)
  **お問合せはできるだけメールでお願いします
   このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。からのメールが受信できるようご設定のうえお問合せください。
   メール不着対応のためにお電話番号もお書き添えいただけると助かります。


サイト内検索

日本劇作家協会プログラム

2023年度のプログラム公演

最新情報は座・高円寺のサイトでご確認ください。

▽ 5月17日(水)〜28日(日)
劇団扉座
『Kappa〜中島敦の「わが西遊記」より』
作・演出:横内謙介

▽ 6月14日(水)〜18日(日)
世田谷シルク
『工場』『夜景には写らない』
作・演出:堀川 炎

▽ 6月21日(水)〜25日(日)
チーズtheater
『ある家族』(仮)
作・演出:戸田彬弘